日本の自家用車を想定した予算作成例。金額はすべて架空の入力条件で、税額・保険料の確定計算や市場平均ではありません。
年間維持費に含めるもの

| 費用 | 1年に揃える方法 | 入力の資料 |
|---|---|---|
| 燃料 | 走行距離 ÷ 燃費 × 単価 | 給油記録・実燃費 |
| 駐車場 | 月額 × 12+更新等の年額 | 駐車場の契約書 |
| 任意保険 | 年間の支払額 | 自分の条件による見積もり |
| 毎年の税金 | 年額 | 課税通知・販売店の確認額 |
| 車検関係 | 対象期間の費用 ÷ 年数 | 車検見積もり |
| 点検・消耗品 | 今後の年間予算 | 交換予定・整備記録 |
車検時には自動車重量税、自賠責保険料、検査手数料なども発生します。車検費用の中に入れる場合、税や保険の別項目へ再度加えないことが大切です。[1]
まずは基準となる1台分の架空例
以下は計算方法を示す架空例です。特定車種の維持費や現在の燃料価格、実際の税率を表していません。
| 入力項目 | 仮定 | 年額 |
|---|---|---|
| 年間走行距離・燃費・燃料単価 | 10,000km・15km/L・180円/L | 120,000円 |
| 駐車場 | 月8,000円 | 96,000円 |
| 任意保険 | 年額の仮定 | 60,000円 |
| 毎年の税金 | 年額の仮定 | 30,000円 |
| 車検関連積立 | 2年分96,000円と仮定 | 48,000円 |
| 点検・消耗品 | 車検と重複しない年額の仮定 | 30,000円 |
| 合計 | 車両購入・ローン・高速料金等を除く | 384,000円 |
合計384,000円を12で割ると月額換算は32,000円です。車検関連積立には自賠責・重量税・検査・整備をまとめて含めた仮定とし、毎年の税金には重量税を重ねていません。
走行距離と駐車場代を変えるとどうなるか
| ケース | 年間走行距離 | 月額駐車場 | 年間維持費 | 月額換算 |
|---|---|---|---|---|
| A:距離が短く駐車場代なし | 5,000km | 0円 | 228,000円 | 19,000円 |
| B:基準例 | 10,000km | 8,000円 | 384,000円 | 32,000円 |
| C:距離が長く駐車場代が高い | 15,000km | 20,000円 | 588,000円 | 49,000円 |
燃費15km/L、単価180円/L、その他の費用は基準例のまま固定した感度比較です。AとCでは年360,000円の差になります。実際には走行距離が増えると消耗品費や保険条件も変わり得るため、この表だけで最終予算を決めないでください。
車検積立と実際の支払いを区別する

2年分96,000円を年48,000円に換算するのは、継続保有時の予算を平準化するためです。車検を受ける年には96,000円の現金が必要になる想定で、年48,000円だけあれば足りるという意味ではありません。
新車購入直後の最初の期間、車検を受けてからの残り期間、途中で売却する場合は、単純に2で割る方法が実際の支払時期と一致しません。車検証の期限と予定の保有期間を見て、支払月を書いたカレンダーを別に作ります。
ローンと車両価格を二重に足さない
家計の月々の支出を見たい場合は、月額換算した維持費に実際の返済予定額を足します。例えば基準例の32,000円と月返済30,000円なら月62,000円。ただし頭金、ボーナス返済、最終回の支払いは別に資金を確保します。
一方、所有期間の経済的な総費用を見るなら、車両購入額から売却額を差し引いた価値の減少に、利息・手数料と維持費を加える考え方があります。ここにローン元金をもう一度足すと、車の代金を二重に数えることになります。
自分の数字へ置き換える順番
- 直近の走行記録と給油記録から距離・実燃費を入れる。
- 駐車場と任意保険を、自分の契約条件へ置き換える。
- 税金は通知、車検は見積もりを参照して重複を確認。
- タイヤやバッテリーなど交換予定を追加。
- 高速料金、洗車、外出先の駐車料金も必要に応じて別枠で加える。
費用を減らす場合も、必要な点検や整備を一律に削るのではなく、走行距離、駐車場、保険の補償条件などを個別に検討します。点検整備は車の状態を維持するための基本です。[2]
よくある質問
この表を軽自動車にもそのまま使えますか?
費用の分け方は使えますが、金額は架空例です。車両条件に合う税・保険・見積もりへ置き換えてください。
月32,000円あれば購入できますか?
基準例は維持費の換算だけです。車両代、ローン、頭金などの購入資金は含んでいません。
根拠資料・確認日
以下の一次資料を2026年9月14日に確認。本文中の[番号]は各資料に対応します。選び方の提案・架空の費用例は当サイトによる整理です。
更新履歴:2026年9月14日 記事作成。仕様・価格・制度は変更される場合があります。
